皆槻野々子(みなづき・ののこ)|プロフィール
皆槻野々子は、夕凪大学人文学部民俗文化学科の教授です。
民間伝承、地域に根付いた風習、人々が「不思議だ」と感じる出来事などを研究しています。
学術的な調査のほか、全国各地での公開講座や講演、一般読者向けの執筆活動にも取り組んでいます。
夕凪県総合案内では、身近な疑問や不可解な体験について考える連載『夕凪県不思議相談所』の回答を担当。
相談者の年齢や相談内容にかかわらず、寄せられた疑問に丁寧に向き合っています。
- 氏名:皆槻 野々子(みなづき ののこ)
- 年代:50代
- 所属:夕凪大学 人文学部 民俗文化学科
- 職位:教授
- 主な研究分野:民間伝承、地域文化、不可解な体験の記録と検討
- 担当連載:夕凪県不思議相談所
- 学内での愛称:ののちゃん
研究活動について
皆槻は、土地に伝わる言い伝えや、時代とともに変わる風習を、文献・聞き取り・現地調査を通じて研究しています。
また、人が不思議な出来事をどのように受け止め、語り継ぐのかという点にも関心を寄せています。
相談内容を最初から超常現象と決めつけることも、根拠なく否定することもありません。
説明できる現象については確認できた根拠を示し、資料や情報が不足している場合は追加調査の必要性を伝えます。
子どもからの質問には平易な言葉を選び、専門的な相談には資料や研究上の論点を交えながら回答することを心がけています。
大学での活動
夕凪大学では、地域文化や民間伝承に関する講義、演習、学生の調査指導などを担当しています。
学生たちとの距離が近く、学内では親しみを込めて「ののちゃん」と呼ばれることもあります。
本人もその呼び名を好意的に受け止めていますが、調査資料の出典確認や研究上の手続きについては丁寧な指導を行っています。
研究室では、学生が見つけた身近な疑問を調査の出発点にすることもあります。
調べた結果、一般的な自然現象や生活習慣によるものだとわかった場合にも、その過程を大切にしています。
主な著書
一般向けの読み物から民間伝承を扱う書籍まで、幅広い読者に向けて執筆しています。
- 平成24年『なぜ、人は不思議を感じるのか』――不思議な体験の受け止め方について考える一般向けの著書。
- 平成28年『暮らしのなかの小さな謎』――身近な疑問を手がかりに、観察や調査の楽しさを紹介。
- 平成32年『語り継がれるものたち―民間伝承と現代社会―』――地域の伝承がどのように伝わり、変化していくかを考察。
- 平成35年『見えないものを調べる方法』――証言、記録、観察をもとに不可解な現象を検討する方法を紹介。
- 平成38年『夕凪県の不思議を歩く』――県内各地に残る言い伝えや土地の不思議を紹介。
講演・公開講座
夕凪県内だけでなく、全国各地の大学、文化施設、公開講座などでも講演を行っています。
テーマは、地域に残る昔話、記憶と証言の関係、日常生活の疑問、人々が不思議を感じる仕組みなど多岐にわたります。
子どもや家族向けの講座では、身近な自然現象を題材にすることもあります。
講演では専門用語を並べるよりも、参加者自身が「なぜだろう」と考えられることを重視しています。
質問が寄せられると予定時間を過ぎても話が弾むことがありますが、講演内容の確認や資料の扱いには慎重な姿勢を保っています。
夕凪県不思議相談所について
『夕凪県不思議相談所』では、日常の素朴な疑問から、説明のつかない体験まで幅広い相談を受け付けています。
自然、生活、地域の風習、古くからの言い伝えなど、相談内容はさまざまです。
相談者が不安を感じている場合には、必要に応じて実際に取れる行動や相談先も案内します。
皆槻が大切にしているのは、疑問を持った人を笑わず、わからないことに対して調べる姿勢を持ち続けることです。
疑問にすぐ答えが出なくても、確認できたことと今後調べるべきことを分けて伝えています。