九十九文彦(つくも・ふみひこ)|プロフィール
九十九文彦は、夕凪県を中心に地域の歴史や風習を調べている郷土史研究者・執筆者です。
専門分野は郷土史、民俗学、地域文化史。古い建造物や集落の変遷、土地に残る言い伝えなどを対象に、文献調査と現地取材を続けています。
夕凪県総合案内では、地域の読み物『夕凪県歴史探訪』を執筆。人々の生活の中で受け継がれてきた記録や記憶を、初めてその土地を知る読者にも伝わる形で紹介しています。
- 氏名:九十九 文彦(つくも ふみひこ)
- 職業:郷土史研究者・執筆者
- 専門:郷土史/民俗学/地域文化史
- 主な取材地域:夕凪県全域(宵闇市を含む)
- 連載:夕凪県歴史探訪
調査と執筆について
大学院で地域史と民俗学を学び、修了後も地域資料の調査や聞き取りを重ねてきました。
現在は特定の一分野に限らず、古い学校、商店街、旧道、寺社、集落、閉鎖された公共施設など、地域の変化を物語る場所を広く取材しています。
調査では、地図や古写真、新聞、行政資料など、確認できる記録をまず照合します。
そのうえで、実際にその場所を知る住民や管理者に話を聞き、資料だけではわからない日常の姿をたどります。
記録と証言が一致しない場合も、どちらかを安易に切り捨てず、その違いを記事の中で紹介する方針です。
主な著書
地域の暮らしや建物を扱う単著・調査記録を中心に執筆しています。以下は主な刊行物です。
- 平成29年『夕凪の旧道と忘れられた道標』――県内の旧街道と沿道の集落を調査した一冊。
- 平成31年『暮らしのなかの夕凪民俗誌』――年中行事や生活習慣、地域ごとに異なる風習を収録。
- 平成33年『宵闇市の町並みと商いの記憶』――商店街や古い店舗、住民から聞いた街の移り変わりを紹介。
- 平成35年『夕凪県・消えた施設の記録』――役割を終えた公共施設や建造物の歴史をたどる調査記録。
- 平成37年『古地図で歩く夕凪県』――年代の異なる地図を手がかりに、現在の町並みとの違いを読み解く街歩き案内。
地域とのつながり
大学院時代の恩師である研究者との交流を続けており、専門資料の所在や調査手法について助言を受けることもあります。
また、宵闇市には古くから暮らす親族がおり、土地の呼び名や建物の変遷について、家族の記憶を手がかりに調べることもあります。
取材を重ねる中で知り合った資料館の職員、寺社関係者、建物の管理者、旧家の方々などとのつながりも、調査を支えています。
一般公開されていない資料や施設については、所有者や管理者の許可を得た場合に限り、立ち会いのもとで閲覧・見学することがあります。
調査可能な範囲は取材先ごとに異なり、すべての場所への立ち入りが認められるわけではありません。
夕凪県歴史探訪について
『夕凪県歴史探訪』では、県内の建造物、土地の歴史、言い伝えを題材に、資料の内容と取材先の声を交えながら紹介します。
名所として知られる場所だけでなく、かつて人々の暮らしを支えた施設や、今では用途がわからなくなった建物も取り上げます。
過去の記録が残っていない場所では、わからないことをわからないまま記すこともあります。
その土地で何があったのかを断定することより、残された資料や語りを丁寧に記録することを大切にしています。