受付番号:YL-H37-0101
投稿情報
| 選択項目 | 選択・記入された内容 |
|---|---|
| 投稿方法 | 手紙 |
| 性別 | 男 |
| 年代 | 60代 |
| 居住地 | 市外(夕凪県内) |
| 対象地域 | 宵闇市内 |
| 内容の分類 | 感想 |
| 回答希望 | 希望しない |
| 掲載同意 | 同意する |
受付・対応状況
| 管理項目 | 内容 |
|---|---|
| 受付日 | 平成37年1月10日 |
| 対応状況 | 内容確認済み |
| 担当 | 市民の声担当窓口 |
お寄せいただいたお便り
宵闇市役所の皆様へ。
先日、久しぶりに宵闇市の中央商店街を歩きました。
私は若い頃、仕事の関係で宵闇市に住んでおりました。二十代の半ばから十年ほどですから、もう三十年以上も昔のことになります。
当時は商店街の近くに下宿しておりまして、休みの日などは、あの辺りをよく歩いたものです。
今の若い方にはわからないかもしれませんが、昔は買い物といえば商店街でした。肉屋、魚屋、八百屋、履物屋、荒物屋と、何でも揃っておりました。
私がよく通っていたのは、小さな惣菜屋でした。
名前は失念してしまいましたが、店先に大きな鍋が置いてありまして、そこで煮物を売っていたのです。
仕事帰りに立ち寄ると、店のおばさんが「今日はこれがうまいよ」と勧めてくれました。
独り身の男でしたから、夕飯などろくに作りません。
そういう店があるのはありがたいものでした。
そういえば、店のおばさんには何度か叱られましたな。
惣菜ばかり食べていないで野菜も食べろとか、寒いのにそんな薄い上着で歩くなとか。
今思えば、ずいぶん世話を焼いていただきました。
今回歩いてみますと、その店はもうありませんでした。
ほかにも、昔あった店がいくつもなくなっていました。
当然のことです。
三十年も経っているのですから。
それでも、少々寂しい気持ちになりました。
ところが、通りの途中で昔のままの時計を見つけました。
店先に掛かっている、丸い大きな時計です。
私の記憶にあるものと同じかどうかはわかりませんが、ああいう時計は昔よく見かけたものです。
少し離れたところから眺めておりますと、若い店員さんが声を掛けてくださいました。
昔この辺りに住んでいたのだと話すと、店員さんは仕事の手を止めて、しばらく昔話に付き合ってくださいました。
私はつい嬉しくなって、関係のない話までしてしまいました。
ご迷惑だったかもしれません。
その店で買い物をして、帰りにお茶を飲み、それから駅まで歩きました。
昔と違うところもたくさんありましたが、懐かしいと思えるものが残っているのは嬉しいことです。
商店街の皆さんには、これからもお元気で商売を続けていただきたいと思います。
私はもう年寄りですから、そう頻繁には足を運べませんが、また春になったら出かけてみるつもりです。
今回、市のホームページに市民からの手紙を紹介する場所ができたと知り、思い切って書いてみました。
役所に送るような話ではないかもしれません。
しかし、昔あの町で暮らした者が、今でも懐かしく思っているということを、どなたかに知っていただければ幸いです。
長々と昔話を書いてしまいました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
宵闇市の対応について
かつて本市にお住まいだった方から、中央商店街での思い出と、久しぶりに訪問された際のご感想をお寄せいただきました。
お便りでは、当時利用されていた店舗や地域の方々との交流について、懐かしい思い出をご紹介いただいています。
本件については、個別の回答や調査を希望されていないため、担当窓口で内容を確認し、投稿者の了承を得たうえで掲載しました。
なお、具体的な店舗名や個人を特定できる情報については、掲載を控えています。
宵闇市では、地域の歴史や暮らしの記憶も、まちの大切な財産であると考えています。
このたびは、心温まるお便りをお寄せいただき、ありがとうございました。
掲載にあたって
本記事は、投稿者ご本人から掲載への同意をいただいた内容をもとに公開しています。
掲載に際しては、氏名、連絡先、詳細な所在地など、個人を特定できる情報を省略しています。
また、読みやすさや個人情報保護のため、原文の一部を調整している場合があります。
投稿者の体験や見解は、ご本人から寄せられた内容であり、宵闇市がそのすべてについて事実確認や認定を行ったものではありません。
市の回答および対応概要は、掲載時点で確認できた情報に基づいています。