宵闇市ガイド創刊号|第2章・第13ページ「灯守温泉」

宵闇市まるごとガイド 創刊号

灯守温泉|山あいの小さな温泉街

― 湯けむりと、昔ながらの遊びが残る場所 ―

宵闇市には、大型のレジャー施設もあれば、静かな自然のなかでゆっくり過ごせる場所もあります。

今回ご紹介するのは、山あいにある小さな温泉街「灯守温泉(ひもりおんせん)」です。

昔ながらの旅館や共同浴場があり、通りには温泉まんじゅうを売るお店や、懐かしい遊びを楽しめる場所も残っています。
大きな観光施設で思いきり遊ぶのもいいですが、たまには予定を詰め込まず、温泉に入って、ご飯を食べて、のんびりするのも素敵ですよね。

灯守温泉は、そんな休日を過ごしたい方におすすめの場所です。

灯守温泉ってどんなところ?

灯守温泉は、宵闇市の中心部から離れた山あいにある温泉地です。
街なかの賑わいとは少し違い、周辺には自然が多く、落ち着いた雰囲気が広がっています。
温泉街には旅館や共同浴場、小さな商店などが並んでいて、昔ながらの温泉旅行を楽しめるのが特徴です。

最近では、温泉地にも大型の商業施設や新しい観光設備が増えていますよね。
もちろん、そうした場所も便利で楽しいのですが、灯守温泉には、あえて昔の雰囲気を残しているようなところがあります。

旅館で浴衣に着替え、外へ出て、気になるお店を覗いてみる。
温泉まんじゅうを買ったり、昔ながらの遊びに挑戦したり。
そうして歩いているうちに、いつの間にか時間が経っている。

そんな過ごし方がよく似合う温泉街なんですよ。

基本情報

  • 名称:灯守温泉(ひもりおんせん)
  • 所在地:夕凪県宵闇市・山間部
  • 旧名称:霧消温泉(むしょうおんせん)
  • 主な施設:温泉旅館、共同浴場、飲食店、土産物店
  • 主な楽しみ方:温泉、温泉街散策、射的、ピンボール、食べ歩き
  • 宿泊:温泉旅館あり
  • 日帰り利用:各施設の利用条件による

温泉街への詳しい交通アクセスや、各施設の営業時間・料金については、今後の施設案内でご紹介していく予定です。

温泉旅館で、ゆっくり過ごす

灯守温泉へ訪れるなら、旅館で一泊するのもおすすめです。

温泉地への旅行といえば、やっぱり旅館ですよね。
到着したら荷物を置いて、まずはひと風呂。
お湯に浸かって身体を温めたあとは、浴衣に着替えて温泉街へ散歩に出かける。

夕食を楽しんで、夜にもう一度お風呂へ入るのもいいですね。

日常から少し離れて、ゆっくりとした時間を過ごせるのが温泉旅行の魅力だと思います。

灯守温泉には昔ながらの旅館があり、落ち着いた和の雰囲気を楽しめます。
せっかく泊まるなら、宿でのんびり過ごす時間も予定に入れてみてください。

ただし、宿泊施設によって設備や食事、利用できるお風呂などは異なります。
希望する過ごし方に合わせて、旅館を選ぶのがおすすめですよ。

共同浴場で、温泉地の日常を感じる

灯守温泉には、宿泊客だけでなく、地域の方にも利用されている共同浴場があります。
旅館のお風呂とはまた違って、地元の人たちの日常に触れられるのが魅力ですね。

観光客にとっては特別な旅行先でも、住んでいる方にとっては、温泉が普段の暮らしに馴染んでいることもあります。

そう考えると、ちょっと面白いですよね。

共同浴場を利用する際は、各施設の案内や入浴マナーを確認してください。
旅館のお風呂とは利用方法が異なる場合もありますので、初めての方は受付で尋ねてみると安心です。

また、温泉は長く入りすぎるとかえって疲れてしまうこともあります。
湯上がりには水分を補給して、休憩を挟みながら楽しんでくださいね。

温泉街の楽しみ|射的とピンボール

さて、灯守温泉でぜひ楽しんでいただきたいものが、もうひとつあります。

それが、昔ながらの遊びです。
温泉街には、射的やピンボールを楽しめる場所が残っているんですよ。

射的台に並んだ景品を狙って、コルク玉を飛ばす。
うまく当たったと思っても、景品がなかなか倒れてくれない。

ああいう遊びって、つい夢中になってしまいませんか?

ピンボールも、最近では実際に遊べる場所が少なくなってきました。
台の中を金属のボールが転がり、次々に仕掛けへ当たる音を聞いているだけでも、なんだか楽しくなってきます。

新しいゲーム機とは違った面白さがあるので、初めて遊ぶ方にも、昔を懐かしみたい方にもおすすめです。

温泉に入って、少し遊んで、またお風呂へ。
そんな過ごし方ができるのも、小さな温泉街ならではですね。

なお、遊技施設の営業時間や料金は店舗によって異なりますので、利用する際は店頭の案内をご確認ください。

湯上がりには温泉まんじゅうを

温泉街を歩いていると、つい気になるのがお土産屋さんです。

灯守温泉でも、温泉まんじゅうは定番のお土産のひとつ。
自分で食べるのもいいですし、家族や友人へのお土産にするのもおすすめですよ。

湯上がりに甘いものが食べたくなることって、ありますよね。
温かいお茶と一緒にいただくのもいいですし、散策の途中で少し休憩してから食べるのもいいと思います。
温泉街には小さな飲食店もあるので、食事の予定を立てずに、気になるお店へ立ち寄るのも楽しそうですね。

ただし、せっかくの温泉旅行ですから、食べすぎにはご注意を。

……と言いつつ、温泉まんじゅうって、ついもうひとつ食べたくなってしまうんですよね。

山あいの景色と、温泉街の散策

灯守温泉では、お風呂だけでなく、温泉街を歩く時間も楽しんでいただきたいと思います。

街の中心部とは違い、周囲には山の景色が広がっています。
建物の間から山並みが見えたり、季節によって木々の色が変わったり。
自然の近くにある温泉地ならではの景色ですね。

気候のよい時期なら、湯上がりに少し歩いてみるのもおすすめですよ。

もちろん、山あいなので天候が変わりやすいこともあります。
特に夕方以降は気温が下がる場合もありますので、浴衣だけで出かける際は羽織るものがあると安心です。

また、温泉街の通りには、地元の方も普段から生活しています。
観光客だけの場所ではありませんので、建物やお店の入口を塞がないようにして、気持ちよく散策を楽しみましょう。

「灯守」という名前について

ところで、灯守温泉という名前、少し綺麗だと思いませんか?

実は、この温泉地には、以前は別の名前があったんです。
昔は「霧消温泉(むしょうおんせん)」と呼ばれていました。

山あいにあることから、霧が立ち込める日もある温泉地です。
昔から、霧にまつわるいろいろな話が残っていたそうなんですよ。
なかでもよく知られているのが、霧の中へ入った人が、そのまま姿を消してしまうという噂です。

もちろん、霧が深い場所では見通しが悪くなりますし、道を間違えたり、同行者とはぐれたりすることもあります。
そうした出来事が、少し大げさに伝わったのかもしれませんね。

ただ、温泉地としては、あまり縁起のいい噂ではありません。

そこで、悪い印象を払拭するため、温泉地の名前を「灯守温泉」へ改めたとされています。
暗い道でも、帰る場所がわかるように。
霧の中でも、灯りを見失わないように。
そんな願いが込められているのだとか。

名前が変わったことで、昔の呼び方を知らない方も増えてきました。
今では灯守温泉という名前の方が、すっかり馴染んでいます。

せっかく温泉を楽しみに来たのですから、あまり怖いことを考えず、のんびり過ごしていただければと思います。

霧の出る日には

灯守温泉は山あいにあるため、天候によって霧が発生することがあります。

霧が出ると、普段は見えている建物や山の景色が隠れてしまうこともあります。
こういう風景も、温泉街らしくて素敵ですよね。

ただし、霧が濃い場合は、無理に遠くまで散策しないようにしてください。
旅館から少し歩いただけでも、普段とは道の見え方が変わることがあります。
夜になると、街灯やお店の明かりもぼんやりと見えるため、距離感をつかみにくくなるかもしれません。

もし散策中に霧が濃くなってきたら、できるだけ明るい通りを利用し、宿へ戻るようにしましょう。
昔から温泉地で暮らしてきた方たちは、こうした天候にも慣れているのでしょうね。

温泉街の灯りを眺めながら、ゆっくり歩く。
それも、灯守温泉らしい楽しみ方のひとつだと思います。

日帰りと宿泊、どちらがおすすめ?

灯守温泉は、日帰りでも宿泊でも楽しめる温泉地です。

短い時間なら、共同浴場で温泉に入り、温泉まんじゅうを買って帰るだけでも十分に楽しめると思います。
少し余裕があれば、温泉街を散策して、射的やピンボールに挑戦してみるのもいいですね。

一方、せっかく山あいまで足を延ばすのなら、旅館に一泊するのもおすすめです。
夕食を楽しんだり、朝風呂に入ったり、普段とは違う時間の使い方ができますよ。

また、夕凪県内には、灯守温泉と同じ源泉を利用している大型温浴施設もあります。
こちらは山あいの温泉街とは別の場所にあるため、短時間で入浴を楽しみたい方は、そちらを利用する方法もあります。

ただし、温泉街の雰囲気や昔ながらの遊びまで楽しみたいなら、やっぱり灯守温泉そのものを訪れていただきたいですね。

まとめ|また来たくなる、小さな温泉街

灯守温泉は、派手な観光施設ではありません。

でも、温泉旅館でゆっくり過ごしたり、共同浴場へ立ち寄ったり、射的やピンボールで遊んだりと、温泉街らしい楽しみがたくさんあります。
新しいものばかりを追いかける旅行も楽しいですが、ときには昔ながらの街並みのなかで、のんびりするのもいいですよね。

温泉まんじゅうを買って、山の景色を眺めて、お風呂に入る。
そんな休日が過ごせる場所です。

そして、灯守温泉という名前に込められた、灯りを守るという願い。
かつての「霧消温泉」という名前を知ると、今の名前も少し違って感じられるかもしれません。

霧の出る日には、どうぞ足元にお気をつけて。
温泉街の明かりを目印に、ゆっくりと宿へお戻りください。

さて、次のページでは、温泉や大型レジャー施設以外にも楽しめる、宵闇市の休日の過ごし方をご紹介します。

観光で訪れた方にも、地元の方にもおすすめしたい娯楽や体験スポットを巡ってみましょう。


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